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ポケティプロジェクト

出演情報

宮田忍、市谷まど香が次の舞台に出演します。

*bee's knees produce「 にごりえ 」*

日時:2008/11/23・24
   ☆11/23(日)14:00〜/18:30〜
   ☆11/24(月・祝)13:00〜(開場は開演の30分前です)
会場:オリーブホール(高松市南新町商店街内)
チケット料金
  前売:一般 2,000円/学生 1,500円
  当日:一般 2,500円/学生 2,000円

原作:樋口一葉
脚本:谷本桂子
演出:大垣里花

出演
 朝倉 久美子*FREE
 市谷 まど香*劇団ポケティプロジェクト
 小野 公未佳*FREE
 谷  美幸*劇団空想力学
 原田 梨江*劇団FF
 藤村 恭子*劇団暖団
 宮田 忍*劇団ポケティプロジェクト
 吉本 智美*FREE

音響:永井雅樹
選曲:田中昭全
照明:ケイ・ライティング・デザイン(片桐志保)
舞台監督:奥濃 新
道具:上池 拓哉 [art]stage factory
   槙塚 登 Garelly Altana
制作:永井純子 FREE
   森 裕美 シアタービートニクス

フライヤーデザイン:甘利彩子
チケット取扱:Make Marry、なタ書、オリーブホール

共催:かがわ文化芸術祭2008 参加公演
助成:(財)置県百年記念香川県芸術文化振興財団
後援:南新町商店街振興組合
製作:bee's knees
製作協力:シアタービートニクス(オリーブホール復活記念公演)
     [art]stage factory Garelly Altana
     劇団空想力学 劇団暖団 劇団FF 劇団ポケティプロジェクト

サイトリニューアル

サイトをリニューアルしました。
稽古日記も再開です。

どうぞよろしくお願いします。

ポケティプロジェクト (PKT-P)

単発ユニット“Team Argyle”『ネコの手も借りたい』
(2000年8月・あかつきホール)をきっかけに、2001年2月結成。

高松高校演劇部出身のメンバーを中心に、主要メンバー6名で構成。
女性中心の劇団として、女性側から見た世界を舞台上に立ち上げることを
作品創作における重要なテーマとする。

劇団外活動にも意欲的で、「さぬきシェイクスピア」の主要メンバーとして
中心的役割を担う。


○過去の上演作品

『恋するロボット』 作:やまもとけいぞう 
(2001年10月・あかつきホール)

『ダイエット』 作:ポケティプロジェクト
(2002年5月・あかつきホール)

『シュガーレス』 作:やまもとけいぞう 演出:植田良子
(2003年1月・高松市生涯学習センター)

『14歳の国』 作:宮沢章夫 演出:ポケティプロジェクト
(2004年1月・高松市生涯学習センター)

『みのむし』 作:諸岡君代 演出:植田良子
(2005年1月・あかつきホール)

『葵上』 演出:植田良子 上演台本:諸岡君代
(2006年2月・あかつきホール)

『結』 作・演出:ポケティプロジェクト (※俳優自主公演)
(2007年9月・あかつきホール)

市谷 まど香 (いちたに まどか)

俳優

香川県高松市出身。
香川県立高松南高等学校卒業。

高校時代に演劇を始める。
主な出演作に「ナツヤスミ語辞典」「ムウ」など。

高校在籍中よりポケティプロジェクト旗揚げに参加、
天真爛漫な演技と癖のない身体でオールラウンドに役をこなす。

2008年シアター・プロジェクト香川×劇団山の手事情社
「オイディプス王」では、クレオン役を熱演。

身長145cm。

保育士・幼稚園教諭2種取得。

○主な活動

2001 「恋するロボット」

2002 「ダイエット」

2003 「シュガーレス」 (音響)

2004 「14歳の国」 

2006 「葵上」 

2007 「結」

2008 山の手事情社×シアター・プロジェクト香川

    「オイディプス王」



「みのむし」 プログラム文章より

「劇団」とは広辞苑によると
「演劇の上演などを目的として組織された団体」を意味するそうです。
それでは、なぜ劇団は演劇を上演するのでしょうか。
なんのために? その目的は?

旗揚げ前、私たちは団体名をつけるにあたって
「劇団」の語を名称の一部に用いることを避けました。
特に深い考えがあったわけではありません。
強いて言えば「劇団」より「プロジェクト(企画)」の方が
フットワークが軽くて気楽そうだったから。
思えば、無意識のうちに安全地帯を確保しようとしていたのかもしれません。

けれども、4年経った今、改めて私たちは「劇団」を目指そうと思います。
「ある目的のために演劇を上演することを目的として組織された団体」に
なりたいと願います。

ポケティプロジェクトはまだ「劇団」には程遠く、
それでも、ようやく一歩目を踏み出しました。
おぼつかない足取りではありますが、ご期待ください。

植田 良子 (うえだ りょうこ)

演出・制作

ポケティプロジェクト 代表

香川県高松市出身
広島大学文学部哲学科卒業

高松高校入学と同時に演劇部に入部。
高校演劇全国大会に役者として出場。

2000年Team◆Argyleをきっかけに、
2001年ポケティプロジェクト旗揚げ。

劇団外活動としては、
1999年より、香川県芸術祭演劇部門の実行委員を務める。
2003年、シアター・プロジェクト香川 「さぬきシェイクスピア」立ち上げに参加。
企画運営における中心的役割を担う。

○主な活動

1989 「スクール」 高校演劇全国大会出場 (出演)
1991 「遊びの時間」 高校演劇全国大会出場 (出演)
2000 「猫のテも借りたい」 Team◆Argyle (出演・制作)
2000 「紙屋悦子の青春/夏の花火」 
    (作:松田正隆 演出:西川信廣)(演出部)
2001 「恋するロボット」 (出演・制作)
2002 「ダイエット」 (出演・制作)
2002 「舞台芸術ワークショップ」 (制作)
2003 「シュガーレス」 (演出・出演・制作)
2003 「さぬきシェイクスピア・ロミオとジュリエット」 (制作)
2004 「14歳の国」 (出演・制作)
2004 「さぬきシェイクスピア・ハムレット」 (制作)
2005 「みのむし」 ポケティプロジェクト (演出)
2005 「さぬきシェイクスピア・夏の夜の夢」 (制作)
2006 「葵上」 (演出)
2006 「旧金毘羅大芝居とシェイクスピア・じゃじゃ馬ならし」(制作)
2007 「ここでkissして」
    (作:松田正隆 演出:安田雅弘・植田良子)

諸岡 君代 (もろおか きみよ)

劇作・制作

香川県高松市出身。

高校時代、スタッフとして高校演劇全国大会に出場。

1992年より演劇活動を開始。
1994年、劇団空想力学公演「フラクタル メモリー」に
旗揚げメンバーとして参加。

2000年、Team◆Argyleを結成。
同年、第七回公演「無邪鬼」を最後に空想力学を脱退、
ポケティプロジェクト旗揚げに参加。

「さぬきシェイクスピア」では、実行委員(制作)ならびに俳優として活躍。
2004年、「ハムレット」 ポローニアス役。
2005年、「夏の夜の夢」 オーベロン役。

保育士・幼稚園教諭2種取得。現在三児の母。


○主な活動

1994 「フラクタル メモリー」 劇団空想力学 (出演)
1995 「僕の時間の深呼吸」 劇団空想力学 (出演)
2000 「半神」 劇団空想力学 (出演)
2000 「猫のテも借りたい」Team◆Argyle (出演)
2000 「無邪鬼」 劇団空想力学 (出演)
2001 「恋するロボット」 (演出)
2002 「ダイエット」 (出演)
2003 「シュガーレス」 (出演)
2003 「さぬきシェイクスピア・ロミオとジュリエット」 (制作)
2004 「14歳の国」 (出演)
2004 「さぬきシェイクスピア・ハムレット」 (出演)
2005 「みのむし」 (劇作)
2005 「さぬきシェイクスピア・夏の夜の夢」 (出演)
2006 「葵上」 (劇作)
2006 「旧金毘羅大芝居とシェイクスピア・じゃじゃ馬ならし」
    (制作)
2007 「ここでkissして」 (制作)
2007 「結」 (制作)
2007 「うちんく企画・栞 ゴールデンタイム」 (作・演出)
2008 山の手事情社×シアター・プロジェクト香川
    「オイディプス王」 (制作)

宮田 忍 (みやた しのぶ)

俳優

香川県高松市出身。
静岡大学教育学部生涯教育コース心理臨床専修卒業。

高校で演劇部に所属し、高校演劇全国大会に出場する。
大学時代も演劇研究会にて演劇を続ける。

就職後2年のブランクの後に、
1999年より劇団空想力学に入団。
同劇団公演「無邪鬼」ではヒロイン役に抜擢。

2000年のTeam◆Argyle後に空想力学を退団、
2001年ポケティプロジェクト旗揚げ。
俳優の要として、毎回重要な役を演じる。

「さぬきシェイクスピア」では、「ロミオとジュリエット」ロミオ役、
「ハムレット」ホレーシオ役、「夏の夜の夢」ヘレナ役を好演。

2007年、シアター・プロジェクト香川 「ここでkissして」
(作・松田正隆 演出・安田雅弘、植田良子 サンポートホール高松)
では主役の菜摘を演じる。

○主な作品

2000 「半神」 劇団空想力学 
2000 「猫のテも借りたい」Team◆Argyle
2000 「無邪鬼」 劇団空想力学 
2001 「恋するロボット」
2002 「ダイエット」
2003 「シュガーレス」
2003 「さぬきシェイクスピア・ロミオとジュリエット」
2004 「14歳の国」
2004 「さぬきシェイクスピア・ハムレット」
2005 「みのむし」
2005 「さぬきシェイクスピア・夏の夜の夢」
2006 「葵上」
2006 「旧金毘羅大芝居とシェイクスピア・じゃじゃ馬ならし」 (演出部)
2007 「ここでkissして」 
2007 「結」

「葵上」 演出ノート

何を隠そう、私は某男性アイドルファンである。
さすがに多忙となった今はそれほどでもないが、
時間とお金に余裕のあった頃はCDや雑誌を買いあさり、
各地で催されるコンサートや舞台を追いかけていた。

情報はもっぱらインターネットで収集する。
そうするうちに、ファン同士の交流が生まれる。
彼のこんなところが好き、あの表情がステキ、など、
彼に関する話題のみを語り合うのだ。

そのなかでも特に気の合う人とは、
一緒にコンサートに出かけるようになる。
コンサート会場ではもちろんその友の隣に座るのだが、
いざ幕があがれば、誰が隣に座っていようと関係ない。
そこはもう、彼と自分の2人だけの世界なのだ。
彼は、私だけのために歌い、踊り、手を振る。
時折何かの拍子に目が合うのだけれど、
私の周囲にいる女性たちも同じ瞬間に悲鳴をあげるので、
ひょっとすると勘違いなのかもしれない。
そして、終わったあと、隣に座っていたであろう友と、
彼がいかに素晴らしかったかを徹底的に語り合うのである。

 しかし、時々ふと思う。
隣で私と同じように彼との世界に浸っているこの友は、
私の同志なのだろうか、それとも敵なのだろうか?
このような現象は、女性特有のものなのだろうか?

ポケティプロジェクトは女性中心の劇団である。
私たちは、家族と、恋人と、同僚と、友人との関係のなかで、
また、毎月おとずれる身体上の兆候によって、
自分が女性であるということを事あるごとに痛感する。

女性に生まれて良かったと思うこともあれば、
女性は損だと感じることもある。
私たちにとって《私たちは女性である》ということは大命題なのだ。

だからこそ、私たちは演劇によって女性を描きたい、
女性側から見た世界を立ち上げたいと考えている。
演劇にはその力がある。
演劇は、目で見、耳で聞き、そして、身体で感じることのできる芸術である。
何を感じるのか。世界を感じるのである。
これは、演劇にしかできないことだと私たちは考えている。

『葵上』は女性の情念、なかでも強い嫉妬心を描いた作品だと言われる。
見終わった男性は「女は怖いな」と感じるのだろう。
しかし、恋をしたからこそ女性は激しくなるのであり、
元をただせば、男性がいるからこそ女性は鬼にもなるのである。

また逆に、女性が美しくなるのも男性がいるからこそである。
女性にとって男性は鏡のように
―それも正しく像を写す鏡ではなく写ったその姿は
過剰に美しかったり醜かったりするのだが―
自らの《性》を反射するものなのである。
『葵上』に登場する女性たちも、
この醜さと美しさを同時に抱えているのではないだろうか。

今回のポケティプロジェクト版『葵上』では、
女性性がもたらす《美しさ》と《醜さ》に焦点をおいて、
物語の世界を立ち上げたいと考えている。
恋をした女性は美しく、そして醜いのである。


植田良子

「葵上」

PKT-P Vol.6

平安時代に生まれたベストセラー「源氏物語」には
実に様々なタイプの女性が登場する。
それぞれの生き様、秘めた思いが読者の心を魅了してやまない。
千年の時代を経て今もなお愛されている所以であろう。

なかでも鮮烈な印象を残すのは、主人公・光源氏(ひかるげんじ)の
本妻・葵上(あおいのうえ)を生霊となって呪い殺してしまう
六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)ではないだろうか。
子を宿すことにより光源氏と真に夫婦としての愛情を育みはじめる葵上であったが、
心が通じ合った途端に六条御息所の呪いで命を落とすことになる。
光源氏をとりまく女性たちは儚く、力強く、美しく、そして醜い。

六条御息所が生霊となって呪い殺す場面は
源氏物語第九帖「葵」の段に描かれており、
後年、能や文学、演劇などでもしばしば「葵上」という表題で
その場面が取り上げられている。

今回、ポケティプロジェクトでは“女性性”をキーワードに
「葵上」の世界を立ち上げたいと考えている。
今も昔も、恋をした女性は美しく、そして醜いのである。


演出:植田良子
上演台本:諸岡君代

出演:宮田忍
    田井敦子
    市谷まど香

演出補助:佐々木美栄子
選曲:森裕美 (劇団空想力学)
衣裳:中川有紀子 (劇団冒険主義)


2006年2月11日・12日
於:あかつきホール



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